飼育員栗田です。
皆様にご報告させていただきます。
エランドのコペル君が5日天国へと旅立ってしまいました。
8月より前肢の跛行がみられるようになり、投薬治療を行ってきました。
一時は回復し展示場で元気な姿を見せていましたが、10月に入り再び跛行があり悪化。
10月からはバックヤード内での管理になりました。
1頭ではストレスを感じると思い、群れでの管理を行いストレスの軽減。
削蹄もできる限り行ってきました。
改善傾向がみられないので投薬内容を変更したり、共に頑張ってきました。
しかしながら、舎内にて亡くなっているのを確認しました。
ファンの方々になんとお伝えしていいか分からないほど、とてもとても悔しい気持ちでいっぱいです。
動物には死がつきものです。他にも飼育している動物もいるので切り替えなくてはなりません。
ですが、正直今でも心の整理がつきません。
呼ぶとひょっこり顔を出してきそうで。
ですがたくさんのことを教えてくれました。
エランドという動物は自分にとってとても思いが強い動物です。
コペルは神経質ではありましたが、呼ぶと近づいてどこでも触らせてくれるくらい
優しい男の子でした。
天国でお父さんのプッチョと一緒にね。
コペルに会いたくて足を運んでくれた方、これから遊びに行くよと言ってくれている方
こんな形になり本当に申し訳ありません。
ブログにてご報告させていただきます。
コペルを愛していただきありがとうございました。
エランド担当飼育員 栗田
2020年11月 8日
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